はじめまして。
株式会社てらこや代表取締役の川島敦典と申します。
てらこやは2017年で開塾してから15年目に入りました。
生徒3人で始めた小さな塾が、現在では岡山県の多くの方々に知られるようになって大変光栄に思っております。
また、無料動画指導の「てらtube」を2012年にyoutubeに公開して以来、
全国の中高生から感謝のメールを毎日のようにいただいています。
みなさまの応援が動画作成の原動力になっています。
本当にありがとうございます。
2016年9月にはたくさんの方々の支えにより法人化をすることができました。
今後は学習塾運営だけでなく、自然体験や社会体験など体験学習を提供し、地域の自治体・
企業・農家・NPO法人の方々などと共存共栄していく次世代型の教育団体を目指します。
このページでは「学習塾てらこや」の指導方針についてご説明させていただきます。
てらこやは数ある塾のなかで少し変わった特徴を持っています。
それは「すぐに解き方を教えない」ということです。
塾なのに教えないとはどういうことだ、と思われた方もいるかもしれません。
塾といえば「わからないことはすぐに教えます」というような個別指導塾か
「授業に自信があります!」といった一斉指導のタイプがほとんどだと思います。
このような塾では講師が1から10まで親切ていねいに教えます。
しかし、親切ていねいに教えることで、はたして生徒に問題を解く思考力が身につくでしょうか。
私も開塾した当初は、生徒に1から10まで親切ていねいに教えていたことがありました。
たしかに子どもたちは満足してくれました。
「川島先生に教えてもらってすごくわかった。」
「川島先生じゃないと嫌だ。」とまで言われもしました。
保護者様からも大変感謝されました。
「質問をしたらすぐに教えてくれるから子どもも助かっています。」
ところが成績が伸びないのです。
教えても教えても伸びない子がたくさんいました。
特にもともと勉強が苦手な子どもさんはほとんど伸びませんでした。
授業では「わかった!」と言ってくれた子がテストではまったくできなかったのです。
焦りました。
私は今まで以上に熱心に教えました。
授業時間も詰め込み、全ての質問に対して即座に教えました。
すると、成績が伸びて進学校に入学する子も増えてきました。
ところが、進学校に入るとついていけなくなる生徒がほとんどでした。
高校に入ると私の指導だけでは間に合わなくなったのです。
私は愕然としました。
あんなに一生懸命に教えたのに「なぜできないのだ」と。
そこで私は気づきました。
「教えすぎることで子どもたちが自分で考えなくなってしまった」ということに。
子どもたちには自ら学ぶ能力があるのに、私が教えることでその力を奪ってしまったのです。
中学までは塾に行くだけで成績がよかったのに高校に入ると急にできなくなる子がいます。
これは塾に依存しすぎて、自分で学ぶ力がついていなかったためです。
こういう塾に依存した子どもさんは「教える塾」にとって上得意様です。
薬が無いと生きていけない患者さんのように、
塾が無いと成績が維持できない生徒を作り上げているのです。
では、てらこやは何を指導するのか。
それは「正しい学習法」です。
成績のいい生徒とそうでない生徒では学習方法に明らかな違いがあります。
その正しい学習法を指導するのがてらこやです。
てらこやのように「答え合わせの仕方」「ノートの使い方」「テスト前の復習の仕方」
「生活習慣」「夢や目標」そこまで気を使っている塾はなかなかないはずです。
また、すぐに解き方を教えずに「なぜ~なのか」と問いかけることを大切にします。
てらこやでは一斉授業はほとんどせずにひとりひとりのペースを大切にします。
自ら考えて答えを導き出す、それが学習の本質だと考えているためです。
解き方をまったく教えないわけではありません。
困ったときにはヒントを与えたり、わからないところの調べ方を教えたり、
個別指導クラスであっても自分の力で解き方を考えることを大切にしています。
このように正しい学習法を指導するようになってから他塾との違いが出てきました。
それは高い進学実績があるにも関わらず、指導時間が他塾より短いということです。
てらこやは開塾以来、津山高校受験で100%の合格率を維持しています。
津山高校や高専対策に毎日指導している塾もありますが、てらこやでは週に2・3回程度です。
進学校以外が目標の生徒でも、自習をするなどして積極的に学習に取り組むようになっています。
これはてらこやの生徒は教えられなくても質の高い受験勉強をしっかりしている証拠だと思います。
※中学3年間てらこやに通塾して津山高校を受験した生徒のデータです。
※入塾テストは一切していません。もともとできる生徒だけを集めた結果ではありません。
※生徒の学力や指導期間によっては短期的に集中指導する場合もあります。
また、津山高校に進学後も必要最低限の指導で約8割の生徒が国公立大学に進学しています。
高校生に対しても毎日詰め込むような指導は一切していません。
てらこやは「学習効率を高めること」が塾ができる子どもたちへの最高のプレゼントだと考えます。
「教える塾」は授業時間が多くなります。
学習が効率的ではないためです。
なぜ塾は教えたがるのかというと、教えるほど塾は儲かるからです。
塾に依存させていつまでも通ってもらうやり方がビジネスとして一番儲かります。
お金儲けを否定するわけではありませんが、教育に携わる人間には儲け以外にも
考えるべき大切なことがあるはずです。
それは「自立した社会人を育てる」ということです。
現在、世の中全体で教えることが行きすぎていて自立した社会人が育っていないと感じています。
塾を「信頼」するのではなく「信用」する程度に利用すればいいのではないでしょうか。
「信頼」とは信じて頼ること。
塾に頼り切ってしまうようではいつか限界が訪れます。
「信用」つまり信じて用いる程度でいいんです。
塾のやり方は学習法の一つであって全てではない。
その点をわかっている人は塾を上手に利用してどんな状況になっても成長できます。
何か塾を否定するような表現をしていますが、
私は最終的にはてらこやを卒業して塾に頼らなくても自分でできるようになって欲しい、
高校生になったら自習室程度の利用になってほしい、
自分の力で解き方を考えて答えまでたどり着いて欲しい、
という思いを常にもって生徒を指導しています。
親切ていねいに教える塾に比べると今はまだまだ少数かもしれませんが、
世の中にてらこやのような「自学力を育む塾」が増えてほしいと切に願います。
「世界は自分で変えることができる」
この言葉をみなさんに贈ります。
この気持ちを持つかぎり、世界を自分で切り開くことができます。
21世紀は、グローバル社会です。
誰かの指示を待つのではなく、主体的に行動することが求められています。
私は、そういう能力は「教えられる環境」ではなく、「自ら学ぶ環境」で育つものだと確信しています。
みなさんの世界を変える鍵がてらこやにあるかもしれません。
てらこやに興味をもたれた方はお気軽にお問い合わせください。
みなさまからのお問い合わせをお待ちしております。
2015年2月1日 掲載
2017年5月20日 会社概要追記
株式会社てらこや
代表取締役 川島敦典
社名 | 株式会社てらこや |
本社 | 〒708-0003 岡山県津山市北園町9-13 Tel:0868-20-1090(代表) Fax:0868-20-1094 |
代表者 | 代表取締役 川島 敦典 |
設立 | 2016年9月1日(創業2002年4月1日) |
資本金 | 300万円 |
事業内容 | 学習塾運営・教材作成販売・指導動画作成・体験学習提供 |
教室 | 北園第一教室:岡山県津山市北園町9-13 北園第二教室:岡山県津山市北園町8-4あけぼのビル2F 高野教室:岡山県津山市高野本郷1266-1 |